クーパーで富山の立山にいった
ずっと行こうと思っていた富山に(ついに)行ってきました。目指すは立山のみくりが池。あと地元のうまそうな酒とアテ、更に現地に住んでる友人です。
僕は京都から出発ですので、高速を使うのであれば最も早いのは高速の 名神 -> 北陸 のコースです。若干遅くてもいいから高速代を浮かしたいのであれば、湖西道路を使っても良さそうですね。道のりの交通状況としては、名神はちょっと混んでる、北陸に入ったらガラガラという感じでした。
休憩は2回ほど。これはそのうちの一つ。どこかは忘れました...
立山駅
とりあえず一直線に立山駅に向かいました。この先、車は進入禁止なので、ここで電車に乗り換えます。
やたらきれいな川が駅の近くにあります。
透明度が凄まじいです。
立山駅からみくりが池に行くまでには
1. 立山駅からケーブルカーに乗って美女平駅まで行く(一駅)
2. 美女平駅からバスに乗り換えて室堂駅まで行く(幾つか駅がありますが、室堂駅までの直通バスが用意されています)
3. テクテク歩いてみくりが池まで行く(10分ぐらい)
というステップを踏む必要があります。また切符についてですが、ケーブルカーとバスを別に買わなくとも、立山駅で全て一緒くたになった切符が販売されています。更には折り返しの分も含めることが出来るので、切符一枚で済みます。
↑ 購入する切符の行き先は「室堂駅」になります。
ケーブルカー乗り場はこんな感じ。平日なのですが結構人がいました。
美女平駅 ~ 室堂駅
ここからはバスに乗り換え。うまいこと乗り換えられるようにダイアが設定されています。バス内では飲食はできないので注意してください。
車内では観光案内ビデオが流されており、要所毎に簡単な解説がなされるようになっています。また見どころスポットではバスが徐行したり、一時的に止まったりしてじっくり見れるようになっています。
はじめはただの山の中だなって感じなのですが、段々と景色が変わりはじめて...
高原らしい景色になり...
普段ではまずお目にかかれない山々が現れます。
室堂駅 ~ みくりが池
駅を出てすぐの場所で、既に素晴らしい景色が広がっています。写真では雲が多くかかっていて少し見づらいですね。
ここからテコテコ歩いていきます。
古代遺跡の道みたいなのが用意されているので、スニーカーでも簡単に歩けるのがありがたいですね。ちなみに9月の終わりですが既にかなりの寒さです。半袖で行ったら凍えること間違いなしです。
まだまだ雲が多い。果たしてきれいなみくりが池は見れるのか....
みくりが池
うおー!!美しい!!
この池は結構広く、正面から撮ろうとすると iPhone では収まらないほどです。
雪もちょっと残ってますね。
文句なしに美しい風景です。池に山々が映っているのがなんとも言えないですね。
ちなみに火山活動も活発なようで
こんな感じで煙がモクモク上がっている箇所があります。
見ごたえがある風景ですが、近づくと硫黄の匂いが凄いです。
他にも池が。
良いですね〜。
よく見ると人も写っているので、雄大さが伝わりますかね。
いつまでも見ていたくなる風景がそこらかしこにあります。
っと喜んでいると雲行きが怪しくなり始め...
↑わかりにくいですが恐らく雲の中にいます。
雨具もってないと危険そうな雰囲気になってきたのでそそくさと退散しました。
富山市内
さて、富山に来たとなれば、地酒と海の幸を堪能せずにはいられません!ということで飲み屋に向かいます。ちょっと時間があるので市内を散歩してみました。
観光用の船でしょうか?京都では伏見にも同じようなものが有りますね。
圧倒的な数のカラスです。
路面電車!!観光用ではなく、れっきとした生活用路面電車のようです。
ここ、環水公園は地元の友人に案内してもらったのですが、カップルが良く訪れるデートスポットらしいです。奥に見えるレーザー?みたいなのは赤い糸を表したものなのだとか。
この噴水は綺麗ですね!
近づいて撮ると大雨にしか見えない写真になってしまいます。
そうこうしてると良い時間になったので飲み屋に移動。
分厚い....京都市内だとここまで分厚い刺し身は全然見ないですね。流石海が近い街といったところでしょうか。鮮度も良く、歯ごたえもしっかり。
また清酒については風の盆、吉乃友、林、千代鶴、勝駒など、関西ではなかなかお目にかかれないであろう銘柄をおもう存分堪能できました。どれも素晴らしかったですね...全体的に辛口テイストなのですが、いたずらに辛口というのではなく、ちゃんと清酒ならではの米の旨味や香りを引き出し、キレる辛口。僕が勝手に「モダン辛口」と呼んでいるものです。この街ではこういうテイストが普通っぽいので、現地の方からすればモダンでもなんでもないですねw
他にも色々アテを頼みましたが何でもかんでも美味かったです。何よりも友人と飲めたのが嬉しかったですね。気の合う友人と飲むお酒は、どんな美酒にも勝る価値があるものです。
京都の中心から富山までは大体車で4~5時間で到着できるので、もっと気軽に行っても良いかもな、と思いました。電車だと3時間ぐらいでいけますし。次は黒部ダムの方に行ったり、酒蔵を周ったりしてみたいですね。
おまけ
お土産をいただきまして
これが勝駒ってやつか!!
うお〜〜!!
良いですね〜〜。
ありがたく飲ませていただきます(多分今月中に)!!
七賢を醸す山梨銘醸の蔵開きに行った
山梨銘醸は毎年この時期になると蔵開きを開催します。僕は京都に住んでますので、中々行くことができなかったのですが、今回東京出張のタイミングと蔵開きのタイミングがたまたま重なり、さらに友人が車で連れて行ってくれると言うことで、念願の初参加が叶うこととなりました。
うおおおこれが七賢!杉玉がめちゃくちゃ大きい!
駐車場から移動してすぐの所に受付があります。ここでは試飲の受付の他、蔵見学の受付も行なっています。僕は時間がなくて諦めました。蔵見学はすぐに埋まるので早い目に受付した方が良いです(別料金で500円だったかなと思います)。
1000円で試飲コーナに置かれている全てのお酒と、高級酒の試飲ができる券、それを注ぐためのお猪口、あとはお土産用の日本酒が貰えます!
お土産用の純米大吟醸酒。
派手なアート壁の横に小さなドアがあり、ここが試飲会場の入り口です。
中はこんな感じ。ナンバリングがされています。このナンバー、いくつあるのかと言うと17ぐらいあったと思います。つまりなんと17種類ほど飲めると言うことです。此処にない5つに加えて2つのお酒は高級酒でここにはなく、高級酒コーナにてチケットと引き換えになります。
注目は蔵開きでしか取り扱わない蔵出しシリーズ。通常版と一年熟成版があります。本醸造でたまに感じるネガがない、よくできた一品でした。
一応「一人一杯」が存在しない(もちろん、闇雲に飲み続けるのはマナー違反かと思います!)ので、注意しないとあっという間に飲み過ぎてしまいます。少量ずつ、チビチビといただきました。
おつまみコーナもあり、鴨ロースやハム、ソーセージといった品が無料で提供されます。
貝のおつまみを提供してるブースも別にあり、こちりも無料で提供されます。気に入ったらパック詰めの商品を買うこともできます。あまりに美味く、1パック購入しました。
熱燗コーナも用意されています。
どのようなお酒かわかるように、説明文も用意されています。
高級酒試飲コーナに行くと、なんと醸造責任者の北原さんも待機されていて、お酒を注いでくれるんです!これはすごい!せっかくなので少しお話をさせていただきました。
- 高級酒シリーズは山田錦で揃えているのは、やはり品評会向けの味わいになるからか?
「その通りで、ひとごこち、夢山水がうちが力を入れている酒米だが、やはり品評会では山田錦を使った方がねらった味わいになりやすい。ちなみに山田錦は兵庫県産を使う」
- 七賢がスパークリングを作る理由を知りたい
「乾杯は泡でと言う文化がある。それはビールや、シャンパンといった類のお酒。日本酒ではない。日本酒には泡がないから。泡のないお酒で乾杯と言っても、日本もそうだが、特に世界では通用しない。やはり泡のあるお酒が必要。そしてうちは特にこだわりを持ち、ガスや味を後から注入することはせず、あくまでも酵母の力にこだわる」
- 精米歩合を37%など、あえてキリがよくない数字で止めているのはなぜか?
「一時期、コメは磨けば磨く程よいという時代があった。しかしそれでは面白くない。うちは七賢の7を精米歩合の中に盛り込む。だから37%や47%といった数字が生まれる」
- 七賢の酒のネーミングはどうやって決めているのか?
「竹林の七賢」からとっている。他にはこの辺りの地名などから取る。例えば甲斐駒ヶ岳から「甲斐駒」など。
他には天皇陛下が過ごしたとされる部屋を覗き見たりできます。ちゃんと受付すれば中にも入れるらしいです(確か200円)。
1000円でここまで楽しめる蔵開きは僕は見たことがありません。大満足です。七賢が好きな方はもちろん、日本酒好きなら確実に満足できるイベントかと思います。
おまけ
七賢の蔵の目の前には元祖「信玄餅」を販売しているお店があるとの事だったので、買ってみました。
やたらと美味かった。他の信玄餅とは明らかに違います。なんかやたらと透明感のあるお餅だなあと感じたんですよね。七賢のお酒を飲んだ時もそんな印象を受けたのですが。興味のある方は是非。
大規模な Android アプリをリファクタリングする前にしたこと
メリークリスマス!!この記事は、はてなエンジニアアドベントカレンダー2016の25日目の記事です。昨日は id:tarao による 開発速度と品質のトレードオフの判断基準の合意 でした。
僕は id:funnelbit と言う者です。はてなでは Android アプリを担当しています。
突然ですが、ソフトウェアというものは腐ります。腐るというのは、メンテナンス性が失われたり、機能追加が困難になってくることを指します。原因は複雑なコードが絡み合ってしまったり、ライブラリのバージョンが古すぎたり、もはや世間では時代遅れのライブラリをつかっていたり等です。特に長期間問題を放置すれば腐りやすくなります。
こうなってくるとエンジニアとしてはリファクタリングを考えるようになります。リファクタリングには規模の大小があり、リネームやモデルの修正程度で済むものから、アプリ全体の設計を変更せざるを得ないケースまで様々です。後者の場合、しっかりと計画を立てなければ、適切なリファクタリングを行うことは困難になります。そして僕は今、まさにこの大きなリファクタリングに直面しているのです。
この記事では大規模なリファクタリングを始めるにあたり、どのような準備が必要だったかを紹介します。
1. なぜリファクタリングをするのかを明確にする
僕の関わっているプロダクトは、これまで長きにわたり設計を変えることなく、機能追加を行って来ました。しかしユーザへの機能追加を優先すると、コードのアーキテクチャを最適化するのは後回しになりがちです。アーキテクチャの最適化はどうしてもコストが掛かるもので、もし着手した場合、その間新機能の追加速度も落ちてしまいます。重きを置くのはユーザ体験や利便性の向上であったため、軽いリファクタリングは挟みつつ、機能追加をメインに開発を進めて来ました。皆様の支えもあり、おかげさまで5年以上経過した今も、多くの方々にご利用いただいております。本当にありがとうございます。
しかし5年以上経過すると、そろそろコードの状態を整理したくなります。実際、以下のような状況が目につくようになり、無視できないようになって来ました。
- 非推奨のライブラリを使っており、将来のセキュリティにリスクがある。ライブラリを変更するためには、コードの大幅な変更が必要である。
- 機能追加が非常に困難な箇所が見受けられ、計画的なリリースに支障をきたすレベルである。
- 各所が時代ごとに別の書き方をされているため、どのような書き方をすればよいのか明確な基準がなく、どう書くか?でまず悩む時間が発生し、工数増加の原因となる。統一するにしても、まずはどう統一すればよいのかから考える必要があるし、その後書き換える必要もある。
このままただ単に機能を追加していけば、エンジニアリングが滞るだけではなく、ユーザ体験の低下にも繋がりかねません。この危機感はディレクターにももちろん共有しました。その結果、大規模なリファクタリングタスクが認められ、今回着手することになりました。
このリファクタリングには一つの目標を定めました。「今後5年間は変更に耐えうるコード」です。誤解しないでいただきたいのは、5年後には腐敗してよいと言うことではありません。しかし5年後にはまた新しいパラダイムが登場していることでしょう。それはどうしようもありません。しかしそのような状況になっていたとしても、分解して再構築しやすいようなコードを目指したいと考えました。プロダクトの価値を次の5年につなげるためのリファクタリングと言うことです。
2. リファクタリングする期間を確保する
まず必要なのは当たり前ですが「リファクタリングする時間」を取ることです。この時間ではリファクタリング以外のことはしません。アプリのコードの規模にもよるかと思いますが、少なくとも大規模なリファクタリングの場合、連続的かつ長期間設けたほうが良いです。例えば「1日の数時間だけリファクタリングする」というのは余り良くないと思います。大規模リファクタリングはそんな単純なものではありません。
とはいえ、この段階で工数を弾き出すのは非常に困難です。まだ「リファクタリングをやる」ということしか決まってません。しかし大雑把な期間であればある程度は出せるはずです。
3. ドメイン知識を得る
ここからが本番です。まずは正しいドメイン知識が必要です。
全画面を把握する
まずはどんな画面がアプリに存在しているかどうかを把握します。コードをみたり、思いつく限りの操作を行って、とにかく色んな画面を起動し、1つずつスクリーンショットを取るなどして記録します。特別な導線の場合に特別な View が現れることも考えられるので、とにかく起動しまくります。わかったつもりになっている画面も全てです。また、それぞれの画面でどのような Model・View を使うべきかを議論し、記録していきます。そうすると、他の画面と何を共通化出来るのかが分かってきます。
条件によって分岐する View をすべて把握する
「ここはこの API を叩いたときには通常表示だが、とある API の場合のみ、別な表示になる」という箇所をすべて記録します。わかったつもりになっている箇所もすべて記録します。スクリーンショットを取り、まとめます。
正しい名前を付ける
画面、View それぞれに正しい名前を付けます。この作業は最低でもエンジニア・デザイナー全員で行います。特に View の名前を付けるためには、どのような意図でその View のデザインをしたのかというデザイナーの意見が不可欠です。正しい名前が決まったら即座に記録します。
4. 現状の問題点を見極める
ただ単に「クソコード」と揶揄するのではなく、冷静に問題点を分析していく必要があります。言うまでもなくこれはエンジニア全員でやります。 問題のあるコードには必ず不吉な匂いが漂います。そこから何故こうなっているのかを探し出し、解決方法を探ります。以下は僕が直面した数例です。
継承が多い
歴史の層が積み重なり、多重の継承をしている箇所があります。継承が必要なく、移譲で解決できる箇所が散見されます。これは過去にはそれでうまく行っていたが、時がたつに連れてうまく行かなくなっていくケースが多いかと思います。
抽象化が間違っている
正しい抽象化がなされているのかどうか精査してください。例えば、ただ処理をまとめるだけの抽象クラスは確実に破綻します。
名前と役割に違和感がある
名前と役割が一致してない、という方がわかりやすいですね。機能としては良いが、ネーミングが好ましくなかったり、ネーミングの割には機能が豊富すぎて、本来の役割を逸脱してそうだったり、様々なケースがあります。
アーキテクチャが統一されていない
これは歴史的経緯が大きいです。古い箇所は古いアーキテクチャで、新しい箇所はやたらモダンであったりします。古い箇所でモダンにすれば解決するかもしれませんが、古い箇所は複数のコードが絡み合っていることが多く、まずは処理を整理することが求められると思います。
クラス内に処理がまとまってはいるが、追うのが難しい
確かに一クラスに処理がまとまっているのですが、追うのがかなり難しくなっている箇所があります。過度な抽象化や共通化、複雑な Builder パターンなどが該当します。
パッと見で「やばい」と思ってしまうクラスがある
冗談抜きで開いた瞬間に「これは」と思ってしまうクラスに出会うことがあります。これは一言では表せないことが多いです。例えば定数が大量に存在したり、非同期処理が複雑に絡んでいたり、色んな箇所から呼ばれていたり。解決するには、それぞれがどこでどう使われているのかを把握し、正しい設計に落とし込む必要があります。
5. ライブラリを選定すると同時に、設計を決める
ここまで来たら、何が問題かはだいたい分かっているはずです。が、ここが最も難しい所です。 近年の Android 開発では有用なライブラリが多々ありますが、採用することで設計が左右されるものがあります。例えば Rxjava を採用するとリアクティブプログラミングを全面的に取り入れることになりますし、Realm を採用した場合は Realm の監視を中心とした設計になってくるはずです。
このようなライブラリを選ぶと、設計をある程度確定せねばなりません。しかしそのライブラリから発生する設計が本当に有用なのかは、しばらく考えてみないとわかりません。まるでパズルのように、このライブラリを採用したパターンA、パターンB、やっぱり採用せずに別パターン... などを繰り返し、議論し、納得できる設計に落とし込んでいきます。
6. 小さなプロジェクトで試す
経験上、いきなり新しい設計を既存のアプリに組み込むと必ず不備が出てきます。「やっぱりこうしとけばよかった」となると、組み込んだすべての箇所に変更を加えなければなりません。そこを放置して先に進むと新たなレガシーが爆誕です。
組み込む前に完璧な設計を行うのは非常に難しいですが、少しでも完璧に近づける事はできます。最もいい方法は小さいプロジェクトを作って、新しい設計を試すことです。プロジェクトは Github で管理し、うまく行かなかった設計についてはプルリクを投げ、レビューし、修正します。修正内容は Github に残るので、設計の経緯を追うことができます。
7. 設計をドキュメント化する
小さなプロジェクトでチーム全員が納得できる設計を作ったら、次に行うのがドキュメント化です。命名規則やパラダイム、クラスごとの規約や制約を書き出します。ドキュメントには「なぜこのような規約が設けられているか?」が分かるように、経緯を織り交ぜて読み手が納得できるように書いていきます。ドキュメントも Github で管理し、変更する必要がある場合はプルリクを出し、変更の経緯が分かるようにします。
ドキュメントは、コードを作る時、コードレビューのときに利用します。記載しておくことで「分かった気になっていた」「勘違いしていた」を無くします。誰かがチームを抜けても、新しい人が入ってきても、ドキュメントは常に存在するので属人化を防ぐことができます。
8. 作業状況を可視化する準備
エンジニアは自分で作業してるので、今自分がどれぐらい進んでいるのかが分かります。しかしディレクターにはそれはわかりません。またエンジニアにとっても、取り掛かっているタスクの進捗はわかりますが、それが計画全体のどの位置にいるのかを把握するのは難しいものです。
そこでリファクタリングを進める前に、ある程度タスクをリスト化するなどして、今自分が全体でどの位置にあるタスクをこなしているのか、あとどれ位タスクをこなせば終わるのかを把握できるようにします。そうでなければ、エンジニアははて亡き荒野をひたすら進むことになり、ディレクターもうまく助けることができなくなってしまいます。僕の所属しているチームでは、それぞれのタスクに目安の時間を設定し、バーンアップチャートを作り、順調に進んでいるのかどうかを他人が把握できるようにしています。
9. ここからが本当のスタートです
ここまでで準備は終了です!しかし本当のリファクタリングはここからです。言うまでもなく大変な作業が待ち構えています。 ざっくりと紹介しましたが、細部については書ききれていません。実際にどんな設計にしたのか?どのようにドキュメント化したのか?どのようなクラスから着手したのか?リリースのタイミングは?
幸いにも、僕は運良く国内最大の Android カンファレンスである DroidKaigi 2017 でこれらについて話す機会が与えられました。タイトルは「大規模アプリのリノベーション」というものです。
もしもご縁がありましたら、聴講していただけると幸いです。またぜひ会場では皆様と交流し、リファクタリングについての知見を交換できたらなと思っています。どうかよろしくお願いいたします。
はてなエンジニアアドベントカレンダー2016 はこれにて終了となります。それでは皆様、良いお年を。
クーパーで「舞鶴赤れんがパーク」に行った
舞鶴のシンボルとも言える赤れんがパーク。興味があったので行ってみましたよ。
京都南部からだと色んな行き方が有りますが今回は京都縦貫道を綾部まで乗って、そこから下道で行きました。
大きな無料駐車場があるので、そこにクーパーをとめてうろちょろします。
これが赤レンガってやつか!
絡みついた植物がこれまたいい味出してます。
立派ですね。
奥の方になにやら立派な船が見えます。
接近してみた。
建物は入れるところもあって、そこはイベントホールになってたり、おみやげ屋になっていたりしました。
せっかくなので赤レンガをバックにクーパーの写真も撮ることに。
まあ合いますよね。
腹が減ってしょうがなくなってきたので、海辺にあるイタリアンなお店でランチ。
tabelog.com
このお店は海の目の前にかまえているので、カウンターから海が見えるんですよね。
駐車場も海辺。
ランチセットを頼むことに。パスタは日替わりで好きなものを選ぶスタイルです。
ランチセットのスープ、サラダ、パン。パンがもちもちしててとても美味しい。これだけ毎日食べたいぐらい。
ベーコンとかぼちゃのクリームパスタ。クリーム感控えめであっさりしてますが味はしっかりとしています。美味い!!
ランチセットの最後にドリンクも付いてます。アイスコーヒーの飲みながら海をボンヤリと見てました。
こういうところに車好きで集まって、ランチで来たら楽しいなあと思ったりします。
ちなみにお値段ですがこれで1000円です。このロケーションと料理の美味しさ考えると安いなと。また行こうかなと思っています。
帰りは美山の方へ向かった後、京都縦貫道を使って一気に帰りました。
次は何処へ行こうかな。
浅野日本酒店kyoto に行った
梅田で「飲むことも、買うこともできる酒屋」として営業されている浅野日本酒店が、京都に出店されたので行ってきました。場所はなんとインモールのフードコート!
食品売り場のセルフレジの目の前にあります。とても不思議な感じ。
このお店ではスタンディングバーでお酒を頼む事ができますので、色々と飲んでみました。
大七 妙花闌曲
大七が得意とする生酛。それの純米大吟醸雫酒。2012年に作られそこから今年まで熟成。瓶詰め本数は2175本のみ。超扁平精米という僕も知らない何かをやってます。
味わいは熟成酒特有のトロみ、熟成香がありますがとても飲みやすい。熟成香と吟醸香がせめぎあっているので古さをあまり感じさせません。口に含むと言葉にできないくらい高密度のある味わいが感じ取れ、それが舌の中で解けていく。美味い!!!でも、高い(45mlで1600円超え)!!!
三連星
完全にガン◯ムの◯い三連星。
これはあれですね。いわゆる最近流行り(と勝手に思ってます)の「甘酸っぱい」系のお酒です。原酒ですが重さはほぼ感じられず、ブドウ感と酸っぱさでさっぱりとした味わいに仕上がってますね。これ美味いですよ。新政No.6が好きです!という方にはぜひオススメしたい。
裏のラベルの概要も面白いですね。他に注目すべきはぬる燗◎のところだと思います。これでぬる燗にしたらどうなるのか。興味津々です。
龍自慢 神の穂 純米酒
こちらは三重県のお酒。ちょっと黄色い色味がたまらない。派手さはないが、純米酒らしいしっかりとした味わいと、少しのトロみを感じます。冷やしてもなかなかよいですが、これは熱燗にしたいなあ。絶対うまいと思う。
常きげん KissOfLegend
すいませんボケてます。
KissOfFire は飲んだことがありました。熟成したとは思えないほどの優秀な味わいに上品さが加わったかのような、理想的な味わいでびっくりしたのを覚えています。
この KissOfLegend はよりしっかりとしたボディをもたせ、熟成された風味をより強く打ち出したお酒であると感じます。もはや細かいことを考えるまもなく美味いです。さすがは常きげん...燗にしても意外と行けそうな気もします。
このお店、気軽に飲みに行くにも使えるし、買う前に色々試して気に入ったものを買える、というスタイルが本当にありがたいです。何よりもなにも言わずともチェイサーを出してくれるというのはいいお店の証です。本当に良くて、会社の近くにも欲しくてしょうがないですよ。
ここは絶対また行かねば!!
「七賢 純米大吟醸 田舎酒屋の酒」を飲んだ
友人から頂いた七賢(ほんとありがとう🙇)!!今回は純米大吟醸の火入れ。
精米歩合37%まで磨かれた贅沢な一本です。酒米は「夢山水(ゆめさんすい)」。この酒米のお酒は初めてかも。
飲んだ第一印象は「若い!」でした。火入れとは思えないフレッシュさ、37%磨いたとは思えない豊かすぎる青りんご風味のコクがあります。
ちょっと酔った状態で「これは生酒です」と言われて差し出されたら、うっかり信じてしまうかもしれません。
このお酒の特徴としては、辛味と甘味の絡み方でしょうか。
これまで飲んできた七賢の生酒とは違い、辛味が常に感じられ、最後に生き残るのも辛味なのですが、この辛味が甘さと美味いこと交じり合って、より一層の旨味を引き立てています。
スイカに塩をかけると甘さがますというのがあるじゃないですか。ああいう感じです。
キリッと辛いわけでは無い、絶妙な辛さによって、このような味わいを出すことに成功しているのだと思われます。
このお酒、全体的な味はかなり派手で、(変な表現ですが)まるで恐れを知らない高校生のようにエネルギッシュなのですが、開封後一週間ぐらいすると全体的にかなりまろやかになり、安心感のある味わいになります。まるで高校生が社会人10年目ぐらいになったかのよう。僕は最近は派手な酒でない方に好みが傾いてきているので、後者のほうが好みではあります。
純米大吟醸でしっかりと旨味を感じれる酒が飲みたい!という方には間違いなくおすすめの一本です。スイスイ飲むのではなく、夜、静かなところでじわじわ飲みたいお酒です。
やはり七賢は美味い!!ごちそうさまでした。
クーパーで長野〜群馬〜山梨〜静岡を走った
2泊3日で走ってきました。今回は関東に住む友人のクーパーSとツーリング。
1日目
とりあえず集合場所は諏訪湖付近とし、僕は早朝に出発。名神と中央道使ってひたすら長野を目指しました。
Starbucksあるサービスエリアで休憩している写真。ボンネットの上にコーヒー乗ってます。
渋滞も事故もなくスムーズに合流ポイントに向かうことが出来ました。
合流してからは県道40号を利用して一気に霧ヶ峰方面を目指します。
地図で見ると狭そうですが、意外と走りやすくおすすめです。グニャグニャとしてるのでドライビングが楽しい。
一気に駆け上がって..
高原に入って「霧の駅」に到着。
霧の駅周辺
ギリギリ晴れてる!!
二台並べてパシャリ。どちらもF56クーパーSです。ただし僕のはATで友人のはMT。ドライビングを楽しむならやはりMTですね。
まさに高原といった風景。
なんか飛んでます。風立ちぬっぽいです。
馬もいます。
少し散歩した後、ここから美ヶ原の方へ向かいます。
とにかく高原を走りまくる。
三峰大展望台
美ヶ原方面へ向かう途中にあった展望台です。駐車場が少なくタイミングによっては入れないかもしれませんが、その分景色はかなり良いです。
小さな丘に登って当たりを見渡せるようになっています。
京都にもほしいなあこういうとこ。
ここから上田の方に向かいます。
2日目
7時ぐらいに目が冷めて、直ちに朝食を済ませ、一年前は雨で何も見えず悔しい思いをした鬼押ハイウェイへ向かいます。
早朝のワインディング。朝のワインディングは本当に気持ちがよくて素晴らしい。窓も開けて気分爽快です。
道の駅で休憩。
この後、駐車場を出ようとするといきなり車内から
「ビィイィィイィイイ!!」
という謎の音が!!なんだこれ!?と焦りつつ車内や車外を見渡してもなにも異常は見られず。すぐ鳴り止んだのでしょうがなくそのまま走り出しました。
数分後、メーターの上にキリギリスが現れました。音の犯人はこいつなのでした。
3日目
この日は基本的には高速を走って帰るのみですが、ちょっとだけ富士山を見ておくことにしました。
本栖湖
ここから富士山の裏側が見えます。平日なので誰もいません。
雄大!!
雲がかかってるが見えるぞ!
思わずクーパーと記念撮影。
ここからもうちょっと行ったところにも撮影できるスポットがあって、
窓から富士山を眺めることができました。
この後は新東名と新名神を駆使しして家に帰りました。三日間で1200kmぐらい走ったかと思います。やはり長野は面白い。高原が気持ち良すぎる。関西には高原が殆どないので羨ましい限りです。
次は何処に行こうかなあ。
※ 去年の涙をのんだ雨天ツーリングの様子はこちらをご覧ください。
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