バイクについて思うこと

 Facebookで,バイクの事故の報告がなされていたので,それを見て思ったこと.

 僕はバイクはオモシロイと思ってますが,同時にダメな乗り物だと思っています.なぜかというと,バイクは乗っていても何かプラスに成ることは何もなくて,ものが輸送できるわけでもないし,体力がつくわけでもない.さらに自分あるいは他人を一撃で死なせてしまう乗り物だからです.

 学部のころ,僕は何人かでツーリングサークル的な集まりをしていて,いたるところを仲間と走り回りました.それはとてもおもしろかったですし,彼らと出会わなければ,決して辿りつけなかった景色も多々あります.

 しかし,そんな楽しい集まりでも,何度か事故が発生したことがあります.ガードレールにぶつかったり,車に追突したり,民家に突っ込んだ事故もありました.仲間同士で追突事故をして,いやーな空気になったこともありました.いずれも幸いなことに人体に大きな被害はありませんでしたが,バイクの修理にお金と時間を費やしたことをよく覚えています.事故をきっかけにバイクを降りたメンバーもいます.

 僕自身,バイクに乗ってて事故しそうになったことは何度かあります.予想外のところで車が出てきたり,運転のミスがあったり,いきなり路面が悪くなっていて転倒しそうになったり.正直,助かったのは運が良かったからです.運が悪ければ死んでいただろうという場面もありました.いくら安全に運転していても,高度なライディングテクニックを会得していても,運が悪かったら死ぬ乗り物なんですよね.バイクって.

 たとえ命を落とさないとしても,人体に深刻な被害が出ることもあります.実際それで日常生活に大きな支障をきたしている人も僕は知ってます.

 まあ何が言いたいかって言うと,バイクの免許取る前にこういうところはちょっと意識しておいたほうがいいなーってことです.バイクはのらなくても良い乗り物です.車のほうが便利ですし,地域によっちゃ公共交通機関で片付くところもある.バイクは酒や煙草と同じです.マイナス要素で固められた乗り物なんです.

 僕自身バイクは好きなので「乗ってはならない!」とはいえないのですが,いい事ばかりではないですよ,って事で.