GraphQL Code Generator の Typescript plugin では strictScalars をオンにすると良さそう

GraphQL ではビルドインされている Scalar type 以外にも Custom scalar type を扱うことがあります。例えば gqlgen では Time という type が用意されています。GraphQL Code Generator で Typescript プラグインを用いてコード生成している場合、この Time のようなものに関しては、どの型としてコード生成するのか設定を codegen.yml に書く必要があります。

gqlgen の Time という type は時刻の文字列を RFC3339 形式で返してくるのですが、これを考えたとき

generates:
    ....
    plugins:
      - "typescript"
      ...
    config:
      ...
      scalars:
        Time: string # Time という Custom scalar type を string としてコード生成する

このような記述をすることになるのかなと思います。

ただし万が一この記述を忘れると Time は any 型としてコード生成されてしまい、型の恩恵を受けられなくなってしまいます。この忘れを防止するのが strictScalars で、これを true にしておけば、コード生成時に scalars オプションにかかれていない scalar type を発見した場合にコケてくれるので書き忘れがなくなります。

generates:
    ....
    plugins:
      - "typescript"
      ...
    config:
      ...
      strictScalars: true # scalars: Time: string の記述を消すとエラーを出してくれる
      scalars:
        Time: string

www.graphql-code-generator.com