人口が減って土地が安くなっていくのだ!!とか数年前から言ってた気がするけど一向に安くなっていない気がするし、むしろ上がっていそう。
確かに人口は減っているけど、都市部ならともかく地方では相続した人は家を潰して土地を売るよりも、家を建てておいて放置した方が安上がりとか、土地にしても売れないよねとかがあると聞いている。
都市部の争いは熾烈になっていて、東京とか凄まじく、お金持ちの外国人が参戦して意味不明な市場になっている。新築なんかは論外で中古のマンションでも高い。
一方で地方はどうかというと、財政が厳しくなってきていて、コンパクトシティだ、とか言っている流れにどっぷり乗っていっていると思う。
これは何かというと、人の住む住居地をあえて限定して、コンパクトな町にしましょう、という思想。
理にはかなっていて、なんでかっていうとインフラの老朽化が凄まじいので、住む場所を散りばめてしまうともはや自治体のお金が足りないから、人が住む地域は確かに限定した方が財政にはいい。
しかし家を建てることができる地域を狭め限定することになるから、当然土地の奪い合いが加熱すると思う。
人口が減って土地が空いていくのではなく、人口が減った結果コンパクトシティとなり、結局土地の奪い合いは熾烈になり、人が住みたいと思う場所の値段が下がることはなさそうでむしろ価格が厳しくなる。
コンパクトシティに加えて家の建築費用も上がっており、一体どこで止まるのかわからない。このまま行くと新築の家とか買えなくなりそう。