奈良市にある博物館で、国宝がいっぱい見れる展示が開催されているので行ってきた。
「教科書で見たやつだ!」という興奮を味わうことができる。資料集(今もあるのか?)が現実になったかのよう。
中学生・高校生の時は教科書や資料集で習った何かを見て喜ぶことはなかったけど、年をとると喜びに変わる感じがある。
人がものすごい多くて、建物の外に列ができていた。ものすごい長さで並んで、ようやくというところで折り返す。列の初めにはスタッフとして人間がいるけど、途中から人間はいなくなり鹿が見回りにやってくるというシステムになっている。
3歳の子どもと行ったので列が待てないのではと思ったけど、幸いなことに子どもは地面で遊ぶのが好きなので、並んでいる間も機嫌が良くて助かった。あと鹿が来てくれるのも着ぐるみキャラクターがきたぞみたいな感じで地味に助かる。
中もすごい人だったけど、菩薩半跏像は絶対見たかったので最後まで頑張った。芸術の知識も仏教の知識も乏しいけどすごく良かった。
本尊 - 聖徳宗 中宮寺 公式ホームページ
あとすごいのは、ガラスで展示物と隔てられていない、そのまま直で見れる展示がものすごく多かった。これはすごいことだと思う。菩薩半跏像もそのままの状態なので、近くでまじまじとみることができる。
できれば人が少ない中見たかったけど、あの盛り上がりを見ると開催中は減ることはない気がする。