太秦江戸酒場に参加してきました

太秦映画村で開催された「太秦江戸酒場」に行ってきました。

太秦江戸酒場|UZUMASA EDO SAKABA

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今回は嵐電を利用しました。太秦広隆寺駅で下車。

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入場手続きはPeatixでバーコードを見せるだけでした。引き換えに入場件、お猪口がもらえます。入場券には暖かい食べ物一品と、おつまみ一品を引き換えることのできる件が付いています。

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なかはこんな感じ。

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江戸時代の下町っぽい。

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入場後、真っ先に酒の場所とクオリティを確認。銘柄を公表していないところを見ると、さほどグレードの高い酒ではなさそうです。
酒は適当においてある瓶をとって、勝手についでいく形式です。たまにウロウロしてる浪人みたいな人がお酌してくれます。

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寒いので、早速おでんと引き換えることにします。おでんは人気ですごい列でした。

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いい場所見つけたので暫くここで飲んでました。

さて、肝心のお酒の銘柄は以下の通り。なぜかいくつかの蔵が、酒の詳細を隠しています。なんでそんなことをするのか意味がわかりませんが...。詳細を隠している酒は飲んだ感じからすると、安めの酒が多く紛れ込んでいるなという印象でした。おそらく、安い一升瓶を仕入れているからでしょう。

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宝酒造の松竹梅、豊澤本店の豊祝。

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鶴正酒造の鶴政宗、都鶴酒造の都鶴。

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北川本家の富翁、京姫酒造の京姫。

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齊藤酒造の英勲(あとで分かりましたが、中身はもっとも低グレードな古都千年です)、奥はわかりにくいですがキンシ正宗の金鵄正宗。この金鵄正宗は良かった。フルーティな味わいでとっつきやすさがありながらも、古酒のような熟成された風味を持ち合わせていました。

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松本酒造の桃の滴、黄桜の黄桜。

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招徳酒造の招徳、玉乃光酒造の玉乃光。

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松井酒造の五紋神蔵、山本本家の神聖。五紋神蔵は良かった。最近流行りの発泡性の酒に仕上げ、かと言ってライトな酒ではなく、旨味をしっかりと出せている酒でした。人気だったようですぐさま消えました。

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佐々木酒造の聚楽第、羽田酒造の初日の出。聚楽第は良かった。派手でもないし、綺羅びやかでもない地味な味わいですが、酒飲みが好きそうな味を出せている。高価な酒ではないのでしょうが、飲んでいて安心感がありますね。これも人気だったのか、すぐに無くなりました。

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山本勘蔵商店 鷹取

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暗くて見難いですが平和酒造の慶長

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増田徳兵衛商店の月の桂、月桂冠月桂冠月桂冠のは「ヌーベル月桂冠純米吟醸」ですね。

イベント

酒以外にも色々とイベントが有りました

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結婚の儀とか言ってた気がする。ゆっくりと前に進んで移動してました。

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実演がはじまった。

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かんざしを作る体験。

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辻斬の現行犯がいたらしく、正義感の強い同心(かな?)役の人が成敗してました。

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能です

江戸の街で酒を飲む、そんな面白いシチュエーションを体験できるという意味では、このイベントは面白かったです。日本酒を楽しむという意味ではちょっと微妙だったかなと思います(せめて燗酒ぐらいはほしいなあ...)。日本酒にもっと力を入れてくれれば、かなり良いイベントになるかと思います。来年(あるかはわかりませんが)に期待したいところです。