フードプロセッサー「YE-MM41R」を購入しました
去年ぐらいより気になっていたフードプロセッサーをようやく購入しました。なんで必要かって言うとムース系の料理を作りたかったから。
適当に調べるとクイジナートが良さそうだったのですが、日本製ということとネガティブな意見が見られなかったこと、何よりもデザインが素晴らしく良かったので山本電気のYE-MM41R」にしました。
http://www.ydk.jp/homeelectronics/yamamoto/mm41.html
ずっとキッチンに置くものなので見た目は結構重要だと思うんですよね。勿論性能がまず確保されていてこその話ですけどね。
このフードプロセッサーの特徴は無断階で回転を調整できることです。ダイヤルの数字を大きくすればするほど素早く回転します。大体素早くやってれば良いように思えるのですが、例えばいちごのような水分の多い食材の場合には、ある程度ゆっくりやったほうが上蓋まで飛び散らなくてよい、とかあるのかなあと思います。
歯と容器は完全に分離できるため、簡単に洗うことが可能となっています。おかげでかなり洗いやすいです。
買ってすぐさま2つ料理を作ってみたのですが何の問題も無く仕事をこなしてくれました。動作音も予想よりは大きくなく、これならソコソコのマンションなら大丈夫だろうなあと思います。
これはハムのムース。ちょっと焼いたフランスパンにつけて食べます。
これは生クリームといちごで作るムース。冷蔵庫で冷やしてそのまま食べます。
いろんな食材をムースにするのが面白いです。ムース以外にもひき肉作ったり里芋を擦ったりするのにも使えます。一番いいなと思ったのが生クリーム混ぜる時です。ボタン押してボーッとしてたらすぐ出来たのには感動した。
まあしょっちゅう活躍する機械ではないですが、あると時たま便利な機械でした。
AndroidNのDropPermissionsを使ってアプリケーション間でDragAndDropする
Android N Developer Preview 1 いきなり発表されましたね。
http://developer.android.com/intl/ja/preview/index.html
現状の機能で最も派手で目立っているのは「Multi-Window」です。これは画面分割で2つのアプリケーションを並べて表示できる、というものですね。
ところでこのMulti-Windowには面白い機能があって、それはWindow間のDragAndDropです。画面分割して2つのアプリケーションが表示されている場合、その間をViewのDragAndDropをさせることが可能であるということです。またこのDragAndDropは、全く別のアプリケーションが対象であっても可能という面白い特徴を持っています。
シンプルなアプリケーション間のDragAndDrop
試しにシンプルなDragAndDropを試みてみます。テキストを相手に送るために、imageViewをDragAndDropしてみましょう。送る側、受け取り側、双方は別のアプリケーションとします。
送る側
imageView.setOnLongClickListener(new View.OnLongClickListener() { @Override public boolean onLongClick(View view) { ClipData.Item item = new ClipData.Item("このテキスト渡したい"); String[] mimeType = new String[1]; mimeType[0] = ClipDescription.MIMETYPE_TEXT_PLAIN; ClipData clipData = new ClipData(new ClipDescription("text", mimeType), item); imageView.startDragAndDrop(clipData, new MyDragShadowBuilder(view), null, View.DRAG_FLAG_GLOBAL); return true; } });
受け取り側
root.setOnDragListener(new View.OnDragListener() { @Override public boolean onDrag(View view, DragEvent dragEvent) { ... if (dragEvent.getAction() == DragEvent.ACTION_DROP) { if (dragEvent.getClipDescription().hasMimeType(ClipDescription.MIMETYPE_TEXT_PLAIN)) { resultText.setText(dragEvent.getClipData().getItemAt(0).getText()); } ... } });
ぱっと見ではこれまでのDragAndDropと変わりませんね。しかしいくつか新しいメソッドが登場しています。
startDragAndDrop()
startDragAndDrop(clipData, new MyDragShadowBuilder(view), view, View.DRAG_FLAG_GLOBAL);
これは従来の startDrag() を置き換える形で新しく登場しました。これによって、startDrag() は非推奨となっています。
メソッドの利用法としては startDrag() とさほど大差がありませんが、注目すべきは第四引数の View.DRAG_FLAG_GLOBAL というflagです。
View.DRAG_FLAG_GLOBAL
実態はただのint型定数です。View.DRAG_FLAG_GLOBAL を startDragAndDrop() の第四引数に渡すことで、Windowを超えてのDragAndDropが可能になります。ここに渡すべきflagはいくつか種類があります。これは後述しますがDropPermissionsで非常に重要になります。
上のコードでは登場しませんが、DragAndDropを停止する cancelDragAndDrop() や、Drag中の影を入れ替えることのできる updateDragShadow() なども用意されています。どちらもDrag操作を開始した側でしか呼べない点には注意してください。
ちなみにDragが始まるとその瞬間、他のWindow内に対してDragEventのAction ACTION_DRAG_STARTED が伝達されます。Windowを跨がなくとも、他のアプリはすでにDragが開始されている事が分かるのです。
ただのテキストやインテントを渡すだけなら、おそらくこれぐらいを知っていれば良いと思います。しかしこの機能で本当に面白いのはここからです。
DropPermissions
アプリケーション間をまたいだDragAndDropが可能になったということは、受け取り側はそれに備えて色々考えなければなりません。その中でもとりわけ気になるのは「一体どんなデータが飛んで来るのか」ということだと思います。データによってはパーミッションが必要です。例えばアドレス帳のUriが渡された場合、処理するために READ_CONTACTS が必要です。
どのパーミッションが必要なUriがどのタイミングで渡されてくるのか、アプリ開発者には検討がつきにくいと思います。可能であれば、Uriが渡された時にどんなパーミッションが必要か教えてくれると嬉しいですね。さらに欲を言えば、パーミッション周りの処理を勝手にやってもらえると非常に助かるというものです。
そんな要望を叶えてくれるのがDropPermissionsです。DropPermissionは、Dropされた側がUriにアクセスするために必要なパーミッションを一時的に付与します。これが意味するのは、Dropされた側はパーミッションの実装が不用であるということです。
DropPermissionsを利用したDragAndDrop
まずは送り側が「Uriを読み込む権限が必要です」と教えてあげる必要があります。その方法はこうです。
imageView.setOnLongClickListener(new View.OnLongClickListener() { @Override public boolean onLongClick(View view) { Uri myPerson = Uri.withAppendedPath(ContactsContract.CommonDataKinds.Phone.CONTENT_URI, "3"); ClipData clipData = ClipData.newUri(getContentResolver(), "Uri", myPerson); imageView.startDragAndDrop(clipData, new MyDragShadowBuilder(view), view, View.DRAG_FLAG_GLOBAL | View.DRAG_FLAG_GLOBAL_URI_READ ); ...
startDragAndDrop()の第四引数に注目してください。
View.DRAG_FLAG_GLOBAL | View.DRAG_FLAG_GLOBAL_URI_READ
としています。このメソッドは複数のflagが渡ることを期待していますが、引数としては一つだけを受け付けます。 | で算出された値を渡すことでどのような状態を指定されているのか認識される仕組みです。
View.DRAG_FLAG_GLOBAL_URI_READは単体で使えないという性質にも注意が必要です。View.DRAG_FLAG_GLOBAL_URI_READはView.DRAG_FLAG_GLOBALと一緒に使われることを期待しています。
もし書き込み権限が必要である場合は、View.DRAG_FLAG_GLOBAL_URI_WRITEを指定します。他にも幾つかのflagが用意されています。
DropPermissionsはrequestDropPermissions()メソッドによって作ることができます。これも Android N Developer Preview 1 からの新機能です。
root.setOnDragListener(new View.OnDragListener() { @Override public boolean onDrag(View view, DragEvent dragEvent) { if (dragEvent.getAction() == DragEvent.ACTION_DROP) { DropPermissions dropPermissions = requestDropPermissions(dragEvent); getFrendNames(dragEvent.getClipData()) // ここでUriを元にデータを取得してる、とします。 ...
requestDropPermissions(dragEvent)によって、権限が必要である場合は付与されます。このメソッドから DropPermissions が返ってきた瞬間、このActivityが生きている限り自由に受け取ったUriに対してアクセスできます。もしも権限が必要ない場合や、なにかしらの理由で取得できない場合はnullを返すようになっています。この仕組みにより、受け取り側はAndroidManifestにパーミッションを定義する必要すらありません。
Uriからデータを取得するために、返ってきた DropPermissions をどうこうすることはありません。ただし「もうこれ以上権限を保持する必要が無い」と判断したのならば、 release() メソッドを呼ぶことで破棄できます。
root.setOnDragListener(new View.OnDragListener() { @Override public boolean onDrag(View view, DragEvent dragEvent) { if (dragEvent.getAction() == DragEvent.ACTION_DROP) { DropPermissions dropPermissions = requestDropPermissions(dragEvent); getFrendNames(dragEvent.getClipData()) // ここでUriを元にデータを取得してる、とします。 dropPermissions.release(); getFrendNames(dragEvent.getClipData()) // java.lang.SecurityException: Permission Denial ...
ちなみに与えられたpermissionは、Dropされて得たUriのみに有効です。全く別のUriを組み立ててアクセス、というのは出来ません。
奈良県吉野郡天川村のみたらい渓谷に行った
まだ春には早いですが、たまたま気温が高かったこともあり、久々にちょっと遠出してみることにしました。目的地は適当に決めた天川村の渓谷。
セローかクーパーで迷ったのですが今回は結局クーパーにしました。セローの出番はもうちょっと後かな。
京都から奈良に行くのはとにかく大変。高速道路が無いためずっと下道で行かねばなりません。しかも奈良市内を抜けねばならず、この奈良市内がまた混むのでとにかく苦痛でしょうがない。
そこそこ早めに出たのですが結局ついた頃には昼ごろになっていました。
誰もいねえ...
渓谷への道はとにかく狭く、大きめのセダンだったら行けないことはないが、苦労するだろうなあという道でした。
駐車場は有料で一時間300円と書いてます。しかし誰も居ないので支払い方がわからない...。最悪事務所っぽい建物の入り口のどこかに300円置いておくか?
まあ出発時に考えようということで、ひとまずはおいといて渓谷に向かってテクテク歩いて行きました。
滝の音が鳴り響いてます。奥に見える橋は渡れるようです。
滝
奥にまた別の滝が見えますね。
奥に見えた橋はこれ。歩くと結構揺れます。
高い!
橋が連続します。うっかりスマートホン落としてしまわないかヒヤヒヤする。
水が綺麗すぎてびっくりしました。
落石だと思います。お気軽なハイキングのための場所ではない。
これ以上行くのは危険そうなので引き返しました。
車に戻って駐車料金の支払いどうしたもんかと考えていると管理者っぽい人がきて駐車料金を回収してくれました。
帰る頃には駐車場はクルマでほぼ埋まっていて、なかなか人気の場所なんだなあと感じました。
ミニクーパーのスマートフォン置き場が無い問題
ミニクーパーは内装をデザイン重視で作っています。また小さめの車内に色んな物を詰め込む必要があったため、収納スペースは余り多くはなく、使い勝手もいいとは言えません。
僕が特に問題に感じたのがスマートフォン置き場でした。
スマートフォンをただ置くだけれあれば、アームレストの収納スペースに無理やり詰め込めば(水平では入らないので斜めにしてなんとかぶち込む)格納できますが、アームレストを出し入れしたり、路面の振動が伝わるとカタカタなるし、何よりもMINIのシステムに有線ケーブルで接続することができません。
Bluetoothでも接続できるのですが、音楽は有線で接続したほうが明らかに音質が良いし、また充電するためにも有線接続を是非行いたいのです。
そのため有線接続できる場所になんとか設置場所を確保したいのですが、とにかくいいスペースがなく、なかなかどこに設置すべきか決められないのでした。
悩んだ挙句、こうしました。
オートバックスで売っていたスマートフォン入れです。1000円ぐらいだったと思います。両面テープで助手席側の右足側に貼り付け。
振動等でスマートフォンが飛び出ないギリギリの角度を確保しています。
ケーブルはおまけ程度に付いている網(小物収納スペース?)に這わせて可能な限り見えなくしています。
運転席側にしなかった理由は、運転席だと足をフッドレストへ動かした時にケースに当たるからです。助手席だとそんなことはないので、なんとか設置することができています。
走行中に画面を見ることはできませんが、運転に集中したいので問題ないかなあと。
ミニクーパーS(F56)素人ドライバーの「走行性能」インプレッション
前回は見た目についてのインプレをお伝えしました。
今回は自分なりに感じた走行のフィーリングについてお伝えしたいと思います。
まあ正直言ってバイクほどにはわからないんですけどね。それでも購入検討されてる方に少しでも役に立てたらなあと思ってます。
エンジンスペック
街中走行は問題なく走れる
山道走行で活きるエンジンとゴーカートフィーリング
高速道路では性能が楽さに繋がる
パドルシフトは意外と楽しいし使える
走行モード
グリーンモード
ミッドモード
スポーツモード
総評
ミニクーパーS(F56)素人ドライバーの「外装・内装」インプレッション
小さくて、4人乗れて、200馬力近くある車だと国内では選択肢がなく、どうしたもんかと思っていたところ、運のよさも相まって納車したミニクーパーS(F56)。納車して大体5000km走ったところで、インプレッション記事を書いてみようと思い立ちました。
僕はこれまでの人生ずっと二輪であり、これが初のマイカー。加えてまだ納車して1年も立っていないのでまだまだ素人ドライバーですが、自分なりに可能な限り詳しく書いていきたいと思います。
この記事では外装と内装を紹介します。走行性能についてはまた別で紹介します。
3ナンバー化されたボディ
今回の変更で気になるボディの大きさ。前回まで5ナンバーであったミニクーパーは、なんでもかんでも巨大化しようとする時代の流れに抗えず、ついに巨大化。3ナンバーとなりました。
遠くからぱっと見ると意外に大きさに気が付きませんが、乗り込んでみるとやはり3ナンバー化の影響は大きかったのか、予想より車体が大きいと感じます。
特に大きいと感じるのが峠道に持ち込んだ時で、道がかなり狭く感じます。
それでもセダン等に比べたらまだ小さい方ではあるので、山道も気をつければいけますし、バック駐車も大して苦ではありません。
ドアは意外と大きく開くので、駐車した時に開ける場合は注意してください。
フロントシートの居住性について
シートはスポーツカーっぽく左右から包みこむ、ちょっと硬めのタイプ。初めは腰が痛かったりしましたがすぐになれました。硬めですがコシがあり、長距離でも疲れにくいなと思っています。
3ナンバー化してもミニはミニということなのか。FITなど国内産普通車や、最近のよく出来た軽自動車に比べると圧倒的に狭いです。例えばフロントシート中央にはアームレストがありますが、これを下ろしているとサイドブレーキやナビの選択ダイヤルやボタンに触れることができません。狭い車内のためにダイヤルの置き場がそこしかなかったのでしょう。
また運転席側でATセレクタレバーを操作しようとした時、ダイヤルを助手席の人が触っていると手がぶつかったりします。
僕はアームレストを基本諦めて、代わりにシフトレバーに手を置いて走行しています。Dレンジに入れておくと調度良い位置にあるのです。
渋滞でのんびりしているとき等、気が向いた時にアームレストを使っています。
前方視界は良好ですが、それでも国内産コンパクトカーに比べると視界は狭いです。シートもちょい下の方に有りますからね。前がちょっと見にくいと感じるかもしれません。
シートはおもいっきり後ろにして全部倒せば仮眠できるスペースを確保できます。
...なんだか妙な写真で申し訳ありませんがこんな感じで足を投げ出して寝ることができます。もっともシートは硬めなので、あくまでもちょっと仮眠する程度の用途でしょうか。
後部座席の居住性についてその1
恐らく多くの方が気になるであろう、後部座席について少し詳しく見ていきます。
写真で見るからにはめちゃくちゃ狭そうですよね。人間が収まるのかという。
ところがこのリアシート、意外と座れます。フロントシートを普通な位置にセットしても座れます。
確かに足元は狭いです。しかし足がフロントシートの下に入るため、意外と苦痛ではないのです。
この写真に出ている足の大部分がフロントシートの下に収まるようになっています。
天井も168cmな僕なら十分なスペースがあります。長身の方は勿論厳しいでしょうが、日本人の平均身長ぐらいであれば乗れてしまいます。
後部座席左右にはカップホルダーがあり、またセンターにもカップホルダーがあるため、意外と居住性を考えられたことが伺えます。
ただし強調しておきたいのですが、決してゆったり快適ではありません。あくまでも我慢できるレベル。例えば僕なら40分ぐらいであれば我慢できると思います。そこからは苦行ですかね...個人の感想ですが。
だから3人ぐらいであれば、ドライバーはずっと運転席、残り二人は前後を定期的に入れ替えすることで、結構な航続距離を稼げるのではないかと思われます。実際それで一日500km走りましたが、なんとかなりました。
もしもご家庭を持たれていて、家族でたったひとつの車にするならオススメしません。絶対に文句が出ます。その場合は5ドアを選択されると良さそうです。
後部座席についてその2
後部座席についてもう一つ。意外と乗れますが、忘れてはならないポイントが3つあります。
まず、後部座席にはエアコンが無いということです。このクーパーS、また後日記事にまとめますが結構車内が暑いです。
そのため夏頃パーキングに車を止めておき、さあ出発となった時、前の人はエアコンを全開することでなんとかなりますが、後ろは暫くの間暑い中我慢する必要があります。
ふたつ目は窓が開かないということです。例えば景色の良い海辺に差し掛かった時、多くの人が窓を開けたがるでしょうが後ろは開きません。またひとつ目のポイントと重なりますが、暑くても窓を開けるという技が使えません。
これが後部座席の窓です。結構広いですが開きません。
3つ目は意外とうるさいということです。エンジン音はさほどなのですが、ロードノイズと風切音が結構聞こえるようで、しかも後部座席で窓も開かないということで音が篭っているようですね。実際後ろの人と話をする時、高速道路を走っているときは普段の話し方だと何言ってるのかわかりません。ちょっと大きめの声で喋って貰う必要があります。
内装について
これはもう文句無しで良いです。異様に豪華。非の打ち所がありません。まず目を引くのがセンターにセットされたモニタ。ナビやオーディオシステムや車体チェックシステムその他諸々がこの画面に集約されています。
画面は左右に分割することが可能です。これは左に地図、右に再生中の音楽を表示しています。今は再生してないので右は空っぽです。
画面の操作はタッチパネルではなく、両側フロントシートの間にあるセレクタで行います。
十字キーの付いているセレクタはタッチパッドにもなっていて、地図で細かい地点を直接指定するときに役立ちます。
大きなナビ画面の周りにあるリングライトは、普段はタコメーターになっています。エンジンの回転数が上がるとライトが徐々に右に向けて大きくなるワケです。他にもエアコンの風量ダイアルを操作した時にもエアコンの風量を示したり、後述する走行モードを変更した時に光ったり、防犯システムとして光ったり、とにかく色んな場面で色んな光り方をします。
リングのみならず色んなところが光ります。
色々光る内装のおかげで夜がとても楽しいです。
赤色とかエグくてかなん!!という方でも大丈夫です。画面上部の色切り替えトグルスイッチを操作することで、様々な色に変更することができます。
内装のスイッチ類はトグルスイッチになっており、上下に動かせます。どちらに動かしても必ず真ん中に戻り、ONのときに動かしたのならOFF、OFFの時に動かしたのならONになります。エンジンスタートもトグルスイッチになっています。
オーディオ
めっちゃ音が良いです。いたるところにスピーカーが付いており、迫力ある音を出してくれます。なんとアームレスト側面(運転席側)にまでスピーカーが付いていますからね。
オーディオ端末の接続は、Bluetooth経由か、AUX(ステレオミニジャック)か、USBを使うことで行えます。iPhoneやAndroid端末も勿論使えます。センター画面にはジャケットも出ます。
オーディオ機器を常に接続していなくとも、車自体に20GBの音楽保存領域が確保されています。
ラジオも付いています。見知らぬ土地でラジオをつけると地域毎に違っていて面白いです。
ハンドル
この車両にはジョンクーパーワークスのハンドルが装備されています。パドルシフトが搭載されている他、ハンドルに付いている機能ボタンから色んな機能を呼び出せます。音楽の再生やクルーズコントロール、ハンズフリーな電話操作などです。
音声コマンド機能もここから利用できます。音声コマンドボタンを押すと、音楽が一時停止され、音声入力待機となります。この時に「ルート案内終了」などと言うとルート案内を終了することができます。
ATセレクタ
最近流行りだしてきた電子式のものではなく、昔ながらのガチャガチャするやつです。一番上が「P」で、一番下が「D」。「D」から左に倒すと変速がスポーツモード「S」となり、そのまま上下に動かすと擬似マニュアルシフト「M」になります。
もしもATセレクタを「D」のまま、ハンドルのパドルシフトを操作した場合、一時的に「M」になり、しばらく操作せずに走行するか一時停止すると自動的に「D」に戻ります。
ドライビング・コントロール・スイッチ
走行モードを3種類の中から選べるスイッチです。スポーツ・ミッド・グリーンとなっています。
スポーツにするとめちゃくちゃ速くなります。リングは赤色に。
ミッドが普段のモードです。オレンジのリングになります。
グリーンは燃費優先モードです。緑色のリングになります。エンジンパワーが抑えられ、エアコンの効きもマイルドになります。
もしもドライビング・コントロール・スイッチを搭載しない場合、走行モードは常にミッドとなります。つまりドライビング・コントロール・スイッチを付けなければ、MINIのフルパワーを味わう事はできないということになります。
このスイッチ、ディーラーでの後付けは絶対にできません。購入するときは本当に見送るか慎重に選んでください。ただしディーラー以外でこのスイッチを後付けしてくれるショップも存在します。実は僕もそのショップを利用しました。
モードごとの走行のインプレはまた別に紹介します。
MINI Connected
スマートフォンに専用アプリをインストールし、端末と車を接続することで利用可能になるシステムです。フォースメータ、スポーツメータが利用可能になる外、カレンダーなど様々な機能をスマートフォン側で追加インストールし、利用することができます。
様々な機能をスマートフォン側で追加・削除できるのはメーカーとしてはとても良い作戦だと思います。ところで前まではTwitterみたりRSSリーダ見たりできたのですが最近アップデートしたらなくなりました。そもそも見る暇無いのでどうでもよいです。とにかく、こういった変更もスマートフォン側のアプリを更新するだけで反映され、車側の機能が強化されるわけですね。
メータ
ちょっとレトロなカッコイイメータが装備されています。
左が回転計、真ん中が速度計、右がガソリン残量を示します。速度計の下部にある液晶には航続可能距離、平均燃費、速度メータなど様々な情報を表示することができます。表示の切り替えは、ウィンカーレバーの先についているボタン一つで可能です。
このメータ、実はハンドルのユニットとくっついており、ハンドルの位置を調節するとメータも動きます。
夜になるとこのような光り方となります。
ちなみにカッコイイですが文字が小さく、結構見づらいです。でもカッコイイので全く不満がありません。
ライト
LDEなのでめちゃくちゃ明るいです。
ライトスイッチはBMWの伝統通り、右下のくるくる回るスイッチです。
オートライトはトンネル抜けてもなかなかスモールライトを消してくれません。日本車はすぐ消してくれるのになあ、といつも思ってます。
総評
とにかく異様に良く出来ています。塗装もピッカピカで綺麗だし、スイッチ類をおした時の程よい感触、飽きないLEDライトインテリア、円を中心に練りこまれたデザインなど、ただただ良い車です。確かに、使い勝手で少々面倒なところはあります。完璧に4人乗せれるわけでは無いし、3ドアは後部座席へ荷物を出し入れしにくい。
しかし全ては見た目のため。MINI3ドアというキャラクターのためです。これで見た目や内装がしょぼければただの「使い勝手の悪い車」ですが、見た目がめちゃくちゃ良いためなんでも許してしまいます。
ちょっといい目の高級車になれた方でも、十分に納得できるできの良さであると思われます。
まあ少々大きめになったのはちょっと残念ですが、それでも居住性の事を考えたらやむを得ないかなと思いますし、納得できる範囲内です。
と、ここまで見た目のみのインプレでしたが、勿論クーパSの本領は走行性能で発揮されるわけです。これについてはまた後日まとめて公開しようかと思います。